前立腺がんのための前立腺全摘除術後の人工陰茎インプラント
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前立腺がん治療後の勃起不全
勃起不全(ED)は前立腺がん治療に最もよく見られる副作用のひとつです。勃起不全、つまりインポテンスは、性交渉をするのに十分硬い勃起を得たり維持したりするのが難しい状態を言います。
特に、前立腺全摘除術前から困難さを感じている男性や、50歳以上の男性において、術後にEDが見られることが多いです。バイアグラ(Viagra)、シアリス(Cialis)、レビトラ(Levitra)、Stendraといった経口薬などの他の治療選択肢で効果が見られない場合、真空勃起装置(VEDポンプ)治療や経尿道アルプロスタジル(alprostadil)(MUSE)が効果的でしょう。陰茎注射治療も多くの男性に効果があり、前立腺全摘除術後の陰茎リハビリテーション治療の一部に取り入れることも検討できます。
前立腺全摘除術後の人工陰茎
陰茎インプラントは前立腺がん治療の副作用でEDになった男性に対する、勃起不全治療の効果的な治療選択肢です。ロボット支援下前立腺全摘除術もしくは開腹手術、前立腺がんのための放射線治療もしくは凍結融解壊死治療を受けた男性は陰茎インプラントを検討できます。
陰茎インプラントによって陰茎の機能が回復し、薬剤を服用することなく性交渉を再度行えるようになります。
要点
前立腺がんの手術歴があっても、勃起不全治療のための陰茎インプラントの成功率に影響はありません。
陰茎インプラント手術によって、勃起不全は、その原因に関係なく、確実に治療できます。前立腺がん治療後にEDになった男性は陰茎インプラントを受けるのに適しています。
前立腺手術(前立腺全摘除術/ロボット支援下前立腺全摘除術)の後どのくらいで陰茎インプラントの挿入を行えますか?
前立腺手術から患者が回復したら、前立腺全摘除術のすぐ後に、人工陰茎を挿入することができます。通常、術前に良い勃起を得られていた患者の場合、自然に勃起が得られるようになるかどうか6~12ヶ月様子を見るのが最適です。前立腺手術から回復したらすぐに陰茎リハビリテーション治療を開始することが推奨されます。
知っておくべきこと:
- シアリス(Cialis)やバイアグラ(Viagra)で効果が見られない場合に行うべきこと
- 人工陰茎の費用
- ブルークロスプランによる陰茎インプラントの保険適用
- インポテンスのための陰茎インプラント手術のメディケア適用
もっと知りたい方へ:
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Alex Shteynshlyuger医師は、委員会認定の泌尿器科医で、ED、早漏、その他の性交渉に関連する懸念を含む、性的障害の治療のあらゆる面を専門としています。EDや低リビドーといった性的問題を抱える何百もの患者の治療に成功してきました。当院では、ニューヨーク市(マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランド)、ロングアイランド、ウエストチェスター、ニュージャージーのようなあらゆる地域から来た患者や、米国内の他の地域からの患者、カナダ、南アメリカ、カリブ海、その他の海外からの患者を診察しています。また、当院では、泌尿器系疾患を持つ患者の緊急治療も行っています。